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銀座で飲み歩く、クルマ100台を手に入れる。そんな“男の憧れ”-Dr.コパ(建築家) 2011.07.20


Dr.コパ

ラブミーチャン、コパノジングーなど
数々の競走馬のオーナーであるDr.コパさんに
夢を叶える秘策を教えていただきました!

取材・文/高橋 満 撮影/尾形和美

途方もない夢だったが
父のひと言で一念発起

 忙しい日々の合間にある休日は誰もが楽しみにしている時間。家族や恋人との時間を大切にする人もいれば、ひとりで趣味に没頭するという人もいる。過ごし方は人それぞれでも、この時間が翌日以降の仕事の活力になるものだ。

「私の場合、秘書に『そろそろ土日を休みにしてくれ』と嘆願し実現してからまだ1年も経っていないんですよ。23歳で働きはじめてから還暦を過ぎるまでは365日体制で仕事をしていました。年に10日休日があったら『今年はずいぶんと休んだな』と感じていましたからね(笑)」

 建築家、そして“西に黄色で金運アップ”というあまりにも有名な風水理論の執筆活動などで超多忙な日々を過ごしてきたDr.コパさん。なぜこれほどまでに仕事に夢中になれたのかを聞いたところ、自分の夢を叶えるためだったという。

 コパさんの夢というのがすさまじい。銀座で飲み歩くこと、都心の一等地に住むこと、生涯でクルマを100台手に入れること(ちなみに現在は87台!!)、競走馬のオーナーになること……。どれもロマン溢れる“男の憧れ”だが、お世辞にも高尚とはいえないものばかり……(失礼!)

「全部、不純でしょう(笑)。でも、これでいいんですよ。みなさんもよく考えてみてください。世の中から『立派になったね』と言われるのは、その人の外見的な印象がほとんどだと思いませんか。たとえばいい家に住んでいる、いいクルマに乗っている、いい洋服を着ている、いい女を連れている……。これらは周囲が『へぇ』と驚くと同時に、嫉妬の対象にもなりやすい。嫉妬の対象は、自分の原動力にもなりますからね」

 それら不純な原動力のうち銀座で飲むことと一等地に居を構えることはすでに成し遂げた。現在はクルマと競走馬に夢中になっている。コパさん曰く、どちらも男を元気にするものだそう。

コパカラーの勝負服
黄色地に赤線がコパさんの勝負服。コパさんはあの武豊氏に「オーナーであることをもっとも楽しんでいるのでは?」と言われたそう

「もともと若い頃から競馬は好きでした。馬券も買いましたが、いわゆるギャンブルとして競馬を捉えることは少なかったですね。それよりも愛馬が自分の勝負服を着たジョッキーを乗せて緑のターフを駆け抜けていくのはどんな気分だろうということばかり考えていました。一方でオーナーになるというのは当時の私からはあまりにもかけ離れたことなので、思いだけが先行し、実感を持てないまま何も動き出さない。そんな私を見て父はこんなことを言いましたよ。『そこまで考えているならいつまでも下からレースを眺めているのではなく、本気で自分の馬を走らせてみろ。そして愛馬を応援してくれる大勢の人に心からありがとうと言える人間になれ』とね」

まずはホラを吹くことで
みずから退路を断つ

 父が背中を押してくれた壮大な夢。さらに30代で芽生えた銀座に自分のビルを持つという夢。それらを叶えるためにコパさんが実践したのは“ホラを吹く”ことだった。見通しがあったわけではないのに、周囲に「俺はこれから競走馬のオーナーになって銀座に自社ビルを持つから」とハッタリをかましてしまったのだ。

「宣言した以上、実現できなければ本当に嘘つきですからね。ホラを吹くというのはみずから退路を断つということ。このときに動機が個人的で不純なほど、前に進む力は大きくなるものです。さらに私は仕事の合間など時間が空いたときに、自分の馬の名前やビルの屋上につける看板のデザインを真剣に考えていました。これも夢を叶える上では大切なこと。大きな夢の中の小さな部分を真剣に考え続けると、やがて大きなものが近寄ってくるということを私は知っていましたから」 

 そして休む時間も惜しんで仕事をしたコパさんは本当に銀座にビルを建て、2002年にはコパノモリシオという牡馬のオーナーになった。

「私には個人的に忘れられない馬がいます。社会人1年目の暮れ。当時は現場監督をやっていましたが本当にお金がなくて、年末なのに財布には1000円札が1枚しか入っていなかったんですよ。そこで私は思い切ってワールドハヤブサとモンテオーカンという馬の馬券を買いました。すると1000円が4万円に。ちなみに、当時の私の月給は4万円でした。さらにそのお金は翌週の有馬記念で30万円になった。この2頭はまさに私を救ってくれた馬です。コパノモリシオはワールドハヤブサの孫なんですよ。これは偶然ですが、不思議な縁を感じましたね」

 不純な動機を持つことの大切さ。こう聞くと抵抗を覚える人がいるかもしれない。しかしコパさんはその点も心配する必要はないと言う。なぜなら夢が叶いはじめると不純なままではいられなくなるから。この仕組みがあるからこそ、最初はとことん不純なままで突き進めばいいのだ。

愛馬の写真や賞状
コパさんの執務室には愛馬の写真や賞状が所狭しと飾られている。「夢が叶うとそこから新たな夢が生まれるものですよ」。コパさんはいつかダービー馬のオーナーになりたいと考えているそうだ

「私が知る限り、最初から世の中に身を捧げるつもりで事業をはじめて成功した人はほとんどいません。どなたも最初の動機は不純ですよ。でも自分の立ち位置が変化していくにつれてだんだんと違うものが見えてきたり、世の中からいろいろなことを求められたりします。それでいいんですよ。私自身、競走馬のオーナーになりたいという不純な動機を活力にしましたが、いまでは役員として日本の競馬の将来を考える立場になりましたからね。あとはある程度の立場になり世の中のことを考えるようになっても、その最中で常に不純な動機を持ち続けること。これさえできれば、夢を叶えるのは決して難しくはないはずですよ」

ラッキーカラーを取り入れて
神様を味方につけること! 

 本誌を手に取る人には「いつかは自分も」という野望を抱いている人も少なくないはず。そこで最後にコパさんから夢を叶えるためのとっておきの風水を教えてもらった。

「まずはこれまでお話してきたように不純な動機を抱きながら邁進すること。夢を叶えるのに年齢は関係ありませんよ。そして同時に神仏を敬う心を大切にしてください。神様(神社と神棚)やご先祖様(お寺やお仏壇)に手を合わせて頭を下げる気持ちは、人との接し方にも表れます。そして「ここぞ!」というときは、天を味方につけておくことが大事ですからね。あとは私が毎年お伝えしているラッキーカラーを生活の中に取り入れること。ラッキーカラーというのは、その年に神様が好む色のことです。ラッキーカラーを身につけておけば、大勢の中から神様があなたを見つけやすくなります。今年はグリーン、ラベンダー、ゴールド。コパショップにはラッキーカラーの品がたくさんありますから、騙されたと思って冷やかしにきてください(笑)。ちなみに福岡は事業をはじめるのにとてもいい場所です。なぜなら東京から見てもっとも西の都市。事業を成功させるには東に向かって駆け上がっていく力が大切です。私が出店地として博多を選んだのも、西から駆け上がる力と知恵を得るためですからね」


Copa Shop(博多店)

Copa Shop(写真は博多店)

金運アップのお財布や仕事運アップのステーショナリーなど、Dr.コパさんの風水を取り入れたさまざまなグッズを取り扱う。ご利益にあやかりたい人はぜひのぞいてみて!


Dr.コパ流 休息のこだわり

Dr.コパ

Dr.コパ

建築家

1947年5月5日生まれ。本名は小林祥晃(こばやし さちあき)。建築家として設計事務所を主宰するのと並行し、風水の家相・方位・インテリア学の第一人者として“風水地理の理論”を展開し、これまでに数多くの書籍を執筆。
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